まちだの生き物たち【植物:草花】 | |||||||||||||||||||||||
※写真のコピーは禁止です。 | |||||||||||||||||||||||
なまえ: カントウタンポポ | |||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||
【生態等】 | ・被子植物、真正双子葉類、キキョウ類、キク目、キク科(キク科)の多年草。別名「アズマタンポポ」。 ・野原、道ばた、草地、丘陵などに生える。 ・高さは10〜20cm。茎は中空で、切ると白い乳液が出る。 ・根生葉は、ロゼット状につき、倒披針形で羽状に深裂する。 ・花期は3〜5月。根生葉の中心から花茎を出し、茎頂に直径3.5〜4cmの黄色の花をつける。花は多くの舌状花だけからなる。 ・分布は本州(関東地方、静岡・山梨)。 |
||||||||||||||||||||||
※分類は「APGV植物分類体系」と(Engler科名) | |||||||||||||||||||||||
【主な参考図書等】 | 増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1〜3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社) 季節・生育地でひける 野草・雑草の事典530種 (発行所:(株)西東社) |
||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
【投稿者解説】 | 頭花を外側から押さえている総苞片が立っていて反り返らない。春に開花し他花受精で種子を作り、夏になると枯れて休眠するのが普通。セイヨウタンポポに比べると頭花が大きく、花の数は少ないとされるが、それだけで個々の区別はできない。人の手で攪乱されていない草地ではかなり残っている。花が終わると出来る穂が「たんぽ」に見立てて名がついたとする説がある。(タンポポの仲間についてはセイヨウタンポポを参照) | ||||||||||||||||||||||
(解説者:yo.TANAKA) | |||||||||||||||||||||||
(主な参考文献) 神奈川県植物誌2001 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館 植物の世界(週刊朝日百科) 岩槻/大場他監修 朝日新聞社 牧野新日本植物図鑑 牧野富太郎 北驫ル 日本維管束植物目録 米倉浩司著 北驫ル |