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ムラサキシキブ
【生態等】
※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)
- 被子植物、真正双子葉類、シソ目、シソ科(クマツヅラ科)の落葉低木。別名「ミムラサキ」。漢字名「紫式部」
- 山野に生える。
- 高さは2~3m。葉は対生(2つが向かい合ってつく)し、楕円形~長楕円形で長さ6~13㎝。細かい鋸歯がある。
- 花期は7~8月、果期は9~10月。葉の脇から花序(花をつける枝)を上向きに出し、直径3~4mmの淡紫色の小花を多数つける。実は直径3~4mmの球形で、ややまばらにつき、熟すと紫色になる。白い実の品種を「シロシキブ」という。
- 分布は北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮半島、台湾。
- 似たものに「ヤブムラサキ」や、園芸種である「コムラサキ」がある。
【参考文献等】
増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.5 日本の樹木(発行所:(株)学習研究社)
鑑定図鑑日本の樹木 枝・葉で見分ける540種(出版:柏書房)
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