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クロモジ
【生態等】
※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)
- 被子植物、モクレン類、クスノキ目、クスノキ科(クスノキ科)の落葉低木。
- 山林などに生える。
- 高さは2~6m。雌雄異株。
- 葉は、長さ4~9cmの卵状長楕円形。
- 花花期は3~4月。果期は9~10月。葉と同時に小枝の節から散形花序を出し、淡黄緑色の小花を多数つける。
- 分布は本州、四国、九州。
- 樹皮や材に香があり、楊枝などに使われる。
【参考文献等】
増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.5 日本の樹木(発行所:(株)学習研究社)
【投稿者解説】
春先に葉と同時に開花します。雌雄異株で、写真は雄株。若い枝は緑色をしています。太くなると樹皮に黒い斑点が現れ、これを文字に見立てて「黒文字」とされたといいます。枝に芳香があり、楊枝として使われています。町田では樹林の周辺などに普通に生えています。(解説者:yo.TANAKA)
(主な参考文献)
神奈川県植物誌2001 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館
牧野新日本植物図鑑 牧野富太郎 北隆館
樹に咲く花(山渓ハンディ図鑑) 高橋/勝山監修 山と渓谷社
日本維管束植物目録 米倉浩司著 北隆館
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