ヤクシソウ

【生態等】

※分類は「ＡＰＧⅢ植物分類体系」と（Engler科名）

• 被子植物、真正双子葉類、キク目、キク科（キク科）の１年草。
• 山野の日当たりのよい道ばたなどに生える。
• 高さは３０～１００ｃｍ。
• 根生葉は、花時には枯れる。茎の葉は互生（1つずつ方向をたがえてつく）し、長さ５～１０ｃｍ、幅２～５ｃｍの長楕円形～倒卵形（下より上が太く卵を逆さにした形）。下部の葉には柄があるが、上部の葉にはなく、基部が茎を抱く。
• 花期は９～１１月。枝先や上部の葉のわきに、黄色の舌状花だけの直径約１５ｍｍの頭状花（柄の無い花が集まったもの）をつける。花は終わると花柄が曲がって下向きになる。
• 分布は北海道、本州、四国、九州。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑　Vol.１～３　日本の野草（発行所：(株)学習研究社）