オシダ

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • シダ植物、ウラボシ目、オシダ科の多年生植物。
  • 林下などに生える。冬には葉が無く、春に葉を出し夏常緑性。
  • 葉は、長さ6~120cmの、2回羽状中から深裂で、根茎から放射状に多数出す。葉柄は葉の長さの4分の1前後。側脈(側方の細い葉脈)は通常2分岐し、葉裏の側脈上に大型の胞子をつける。
  • 分布は北海道・本州・四国。
  • ミヤマクマワラビに似るが、裂片(裂けている一枚ずつの葉)の小脈が2分岐するのが特徴。
  • ベニシダ、タニヘゴなど似たシダが多数あり同定が難しいが、葉の形状や基部の鱗片の色などからオシダとした。

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