キンミズヒキ

【生態等】

※分類は「ＡＰＧⅢ植物分類体系」と（Engler科名）

• 被子植物、真正双子葉類、バラ目、バラ科（バラ科）の多年草。
• 山野の林の縁や道ばたなどに生える。
• 細長い黄色の花序を金の水引に見立てたもの。
• 高さは３０～８０ｃｍ。
• 葉は、互生し、５～９枚の小葉からなる奇数羽状複葉。
• 茎頂と枝先に長さ１０～２０ｃｍの総状花序を出し、直径７～１０ｍｍの５弁花を密につける。
• 萼筒は長さ３～４ｍｍの倒円錐形でかぎ状の毛が多数あり、果期に果実を包んで動物や人の衣類にくっつき、種子を運ぶ。
• 花期は７～１０月。
• 分布は北海道、本州、四国、九州。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑　Vol.１～３　日本の野草（発行所：(株)学習研究社）
山渓ハンディ図鑑２　山に咲く花　増補改訂新版（発行所：（株）山と渓谷社）