フデリンドウ

【生態等】

※分類は「ＡＰＧⅢ植物分類体系」と（Engler科名）

• 被子植物、真正双子葉類、リンドウ目、リンドウ科（リンドウ科）の１年草。
• 日当りのよい山野の草地、林縁などに生える。
• 高さは５～１０ｃｍ。
• 茎葉は、対生（２つが向かい合ってつく）し、長さ５～１２ｃｍ、幅３～１０ｍｍの広卵形。
• 花期は４～５月。茎頂に長さ約２ｃｍの青紫色の花を数個つける。花は日が当たると開き、雨天などでは閉じる。
• 分布は北海道、本州、四国、九州。
• ハルリンドウに似るが、根生葉はロゼット状にならない。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑　Vol.１～３　日本の野草（発行所：(株)学習研究社）

【投稿者解説】

明るい落葉樹林や草原に生える越年草。広卵形の葉が茎の上半分にあり、早春茎の先に数個の青紫色の花が数個つきます。町田では小山田緑地などで見ることが出来ますが、あまり多くはありません。

（解説者：yo.TANAKA)

（主な参考文献）
神奈川県植物誌2001　神奈川県植物誌調査会編　神奈川県立生命の星・地球博物館
牧野新日本植物図鑑　牧野富太郎　北隆館
日本維管束植物目録　米倉浩司著　北隆館