ハルジオン

【生態等】

※分類は「ＡＰＧⅢ植物分類体系」と（Engler科名）

• 被子植物、真正双子葉類、キク目、キク科（キク科）の多年草。
• 道ばた、空き地、農耕地などに生える。
• 高さは３０～６０ｃｍ。茎は軟毛があり中空。地下茎が伸びて群生する。
• 根生葉は長楕円形でロゼット状。茎の葉は葉柄がなく、基部が耳形で、茎を抱く。
• 花期は４～６月。花は直径約２ｃｍで、多数の白～ピンク色の糸状の舌状花からなる。
• 北アメリカ原産の帰化植物。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑　Vol.１～３　日本の野草（発行所：(株)学習研究社）
季節・生育地でひける　野草・雑草の事典５３０種　（発行所：(株)西東社）

【投稿者解説】

別名ハルシオン、ハルジョオン。多年草。明治維新前後に北米から入ってきた。ヒメジョオンとよく似ているが、春先から開花し、つぼみは薄桃色でうつむく。茎は中空となる。

（解説者：yo.TANAKA）

（主な参考文献）
神奈川県植物誌2001　神奈川県植物誌調査会編　神奈川県立生命の星・地球博物館
植物の世界（週刊朝日百科）　岩槻/大場他監修　朝日新聞社
牧野新日本植物図鑑　牧野富太郎　北隆館
日本維管束植物目録　米倉浩司著　北隆館