セリ

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • 被子植物、真正双子葉類、セリ目、セリ科(セリ科)の多年草。
  • 田、湿地、水辺などに生える。野菜として栽培される。
  • 高さは20~50cm。地下茎が四方に伸び、節から根が出て増える。
  • 葉は、互生(1つずつ方向をたがえてつく)し、2回3出複葉で、小葉は卵形~狭い卵形。
  • 花期は7~9月。茎の上部に大型の花序をつけ、5弁の白い小花を密に多数つける。実は2~2.5mmの楕円形。
  • 分布は北海道、本州、四国、九州、沖縄。
  • 春の7草のひとつ。
  • 同じところに生え、全草に猛毒のポリイン化合物を含む「ドクゼリ」に似る。ドクゼリには根茎がある場合があり、ワサビとも間違いやすい。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1~3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)
季節・生育地でひける 野草・雑草の事典530種 (発行所:(株)西東社)

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