フジカンゾウ

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • 被子植物、真正双子葉類、マメ目、マメ科(マメ科)の多年草。
  • 山野の林下などに生える。
  • 花をフジに葉をカンゾウにたとえてこの名がある。
  • 高さは50~150cm。
  • 葉は互生し、5~7枚の小葉からなる羽状複葉で、小葉は長さ8~16mm、幅3~6cmの卵形~長楕円形。
  • 花期は8~9月。
  • 茎頂に長さ30cmの総状花序を出し、長さ8~10mmの淡紅色の蝶形花をまばらにつける。
  • 豆果は長さ1~1.3cmの半月形が2~3節つく。さやの表面に短いかぎ状の毛があり、ものによくつく。
  • 分布は本州、四国、九州。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1~3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)

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