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ノジスミレ
【生態等】
※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)
- 被子植物、真正双子葉類、マメ類、キントラノオ目、スミレ科(スミレ科)の多年草。漢字名「野路菫」。
- 日当たりの良い山野、道ばた、公園の芝地などに生える。
- 高さは約10cm。無茎性で根元から葉と花柄を出す。
- 葉は三角状の披針形(平たくて細長く、部がやや広い)。
- 花期は3~4月。花は花柄の先につき紫色でスミレよりやや小さい。花柄の中ほどに披針形~線形の苞葉が1対つく。
- 分布は本州、四国、九州。
【参考文献等】
増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.1~3 日本の野草(発行所:(株)学習研究社)
【投稿者解説】
スミレに似ているがより小型で葉柄に翼はない。葉柄や花柄に微毛がある。公園の芝地などによく生えている。夏の葉は三角形で大きく別種と思うほどである。(スミレの仲間についてはスミレを参照)
(解説者:yo.TANAKA)
(主な参考文献)
神奈川県植物誌2001 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県立生命の星・地球博物館
植物の世界(週刊朝日百科) 岩槻/大場他監修 朝日新聞社
日本のスミレ(山渓ハンディ図鑑) 高橋/勝山監修 山と渓谷社
日本維管束植物目録 米倉浩司著 北隆館
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