クロマツ

【生態等】

※分類は「APGⅢ植物分類体系」と(Engler科名)

  • 裸子植物、マツ目、マツ科(マツ科)の常緑高木。別名「オマツ」。漢字名「黒松」。
  • 海岸沿いに多く生える。防風林や庭、公園、街路などにも植えられる。
  • 高さは20~40m。アカマツと比較して黒っぽい樹皮をしているのでこの名になっている。葉は針状で、長さ6~18cm。
  • 花期は4~5月、果期は翌年の10月頃に熟成。雌雄同株。雄花は緑黄褐色で枝の先端につき、雌花は紅紫色で本年枝の下部に多数つく。実(マツカサ)は長さ5~7cm。
  • 分布は本州、四国、九州。韓国。
  • 材は建築材などに使用される。

【参考文献等】

増補改訂フィールドベスト図鑑 Vol.5 日本の樹木(発行所:(株)学習研究社)
鑑定図鑑日本の樹木 枝・葉で見分ける540種(出版:柏書房)

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